自由に気ままにシネマライフ

映画に関する短いエッセイとその他

家なき子 希望の歌声 2018年

原作はエクトール・アンリ・マロの児童文学「家なき子

フランス、アントワーヌ・プロシエ監督

南フランスの貧しい農村、11歳の少年レミは優しい母親と暮らしていたが、出稼ぎに行っていた父親が帰ってくると、レミは自分が捨て子だったことを知る。

上等な産着と子守唄がレミの身元を思わせるものだった。

父親はレミを旅芸人の親方ヴィタリスに売り飛ばしてしまう。かつて有名なヴァイオリニストだったヴィタリスはレミの歌の才能に気づき、歌唱法を教え、文字を学ばせる。

 

二人は猿のジョリクールとイヌのカビを連れて村々を巡り、芸を見せ、様々な人々と出会う。村人たちが農作業の手をとめてレミの美しい歌声に聞きほれる。

レミは裕福な夫人から娘の執事として働いてはどうかと勧められるが、レミの才能を信じていたヴィタリスは「レミは必ずひとかどの人物になる、使用人では終わらない」、レミは再び親方ヴィタリスと旅に出る。

 

南フランスの豊かな土地、緑の草原、深い森、美しい滝、なだらかな山々、自然風景に魅了されてゆく。

原作とどこが違うか分からないが、大人が楽しめる映画に仕上がっていた。もちろん最後はお約束のハッピーエンドが待っている。