先日、ラジオのDJが「1/fのゆらぎ」の話をしていた。単調な生活の中に少しの変化を加えると快適になる。規則正しい生活のなかに「1/fのゆらぎ」を取り入れるとリラックスするという。
自然界には多くの「1/fのゆらぎ」があふれているともいう。風、波音、ロウソクの炎、雨音、小鳥の囀り、音楽、電車の揺れ、森本レオの声、小川のせせらぎ、焚火・・。
「人間の生体は五感を通して外界から1/fゆらぎを感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、精神が安定し、活力が湧くと考えられている」Wikiより
コンピューター社会は「1/fのゆらぎ」を排除しようとする。もちろんそれは現代の生活には必要なことかもしれないが、どこか息苦しく感じる時がある。
そんな時、都会に残されたわずかな緑地や神社、お寺を散策するとなぜかホッとする。
一年ほど前、芦屋川駅から急坂を登って、山手緑地と芦屋神社を散策した。深呼吸をするととても気持ちよかった。
身体の中には「1/fのゆらぎ」があり、それが自然界の「1/fのゆらぎ」と同期して気持ちが良かったのだろう。当然のことながら人も自然の一部なのだ。