自由に気ままにシネマライフ

映画に関する短いエッセイとその他

炎のデス・ポリス 2021年

女性警官とサイコパス

アメリカ、ジョー・カーナハン監督、107分

ネバダ州、砂漠地帯のガンクリーク警察署、マフィアに命を狙われている詐欺師のテディが黒人の新人女性警官ヴァレリーを殴り、留置場に送られてくる。

彼はマフィアから逃げるためにわざと逮捕されたのだ。

その後、マフィアに雇われたプロの殺し屋ボブが泥酔した男を装って留置場に入ってきた。ヴァレリーの活躍でテディが殺されるのは阻止されるが、さらに刺客としてサイコパスのアンソニーが現れる。

そして救急隊員や署員たちを笑いながら次々と殺してゆく。

 

裏社会に生きる3人の男テディ、ボブ、アンソニーや悪徳警官たちと正義感あふれる女性警官ヴァレリーの壮絶な銃撃戦が始まる。ヴァレリーは重傷を負い留置場に籠城する。

生き残りをかけたサバイバル・バトルで、朝を迎えられるのはいったい誰なのか。

 

B級映画の匂いがプンプンするが、サイコパスの殺し屋が登場した時から、悪人やクズ野郎たちが次々と殺されてゆく。その凄まじさと快感にテンションが上がりぱっなしだ。

前半はサスペンスタッチの結構静かな展開だったが、後半はアクション映画の面白さにあふれていた。