自由に気ままにシネマライフ

映画に関する短いエッセイとその他

じゃあね

桜が咲くころは卒業式の季節でもある

先日、ラジオからおニャン子クラブの歌が聴こえてきた。

「♪・・ずっと仲良しで いてくれた 時は思い出の 宝箱 そんな悲しまないで

大人への階段を登るだけ じゃあね そっと手を振って じゃあね じゃあね・・♪」

もちろんこの歌を聴くのは初めてだが、「じゃあね」という言葉を私は普段からよく使っている。知り合いや友達と別れるときには必ずというぐらい「じゃあね」と言っている。

 

高校時代の卒業式、どんな言葉で別れたのか思い出せない。おそらく「また会おう」とでも言ったのだろう。明日からまったく違った生活になることに不安はなかった。卒業式にそれほどの感動も感傷もなかったような気がする。

 

それなのに何十年も経った今は友達の顔が浮かんできて懐かしく、感慨深いものとして思い出す。当時の友達4人とはいまも付き合いがある。でももう一度会いたい人はたくさんいる。

そんなことを「じゃあね」という歌が思い出させてくれた。