自由に気ままにシネマライフ

映画に関する短いエッセイとその他

FALLフォール 2022年

ハラハラ、ドキドキの連続だった

イギリス、アメリカ、スコット・マン監督 107分

ライミング中の事故で夫ベンを亡くしたベッキーは一年たっても傷が癒されることはなく、無為の日々を過ごしていた。

親友の女性ハンターはそんなベッキーを元気づけようと、彼女の前に現れ、放置された古いテレビ塔に登り、ダンの遺灰を散布することを提案する。

ベッキーはトラウマの克服のために二人で錆びた鉄骨のテレビ塔を登り始める。しかしテレビ塔は老朽化しており、頂上にたどり着いたとき、ボルトが外れ、梯子が崩落してしまう。

彼女たちは600メートル上空に取り残されてしまう。あまりの恐怖に身がすくむようだ。

大声を出し、スマホやドローンを使って救助を求めるが、すべて失敗に終わる。やがてベッキーは死んでしまったハンターが生きているかのような幻覚を見るようになる。

傷ついたベッキーを狙ってコンドルが襲ってくるが、彼女はそのコンドルを殺し、空腹のためその肉を食らう。まさしく「適者生存」だった。

 

テレビ塔に登ろうとする二人の動機には共感できないところもあったが、それでも足のすくむような映像に見入ってしまった。本当に危険な上空での映像と見間違うような撮影に感心した。シンプルなサバイバル映画の面白さもあった。

 

300万ドルの低予算映画ながら全世界興行収入1700万ドルを稼ぎ出した。