自由に気ままにシネマライフ

映画に関する短いエッセイとその他

いとこのビニー 1992年

殺人事件の裁判劇でしかもコメディ

アメリカ、ジョナサン・リン監督

 大学生のビルと友人のスタンは車で大陸横断中、アラバマ州の田舎町の小さなスーパーで起こった殺人事件の犯人として逮捕される。

ビルはいとこの弁護士ビニーに助けを求める。ニューヨークからビニーは婚約者のリサを伴って町にやってくる。

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ところがビニーは法廷に立ったことも刑事事件を扱ったこともなかった。その上、6度目の司法試験でやっと合格、弁護士になってまだ6週間だという。

ビニーの間抜けな弁護ぶりにあきれかえってスタンは公選の弁護人を指名するが、これが陪審員たちに唾をまき散らすだけの無能の弁護士だった。

 

閉鎖的な南部の田舎町や町民に思わず笑ってしまう。ビニーとリサが町の食堂に入り、メニューをみると3種類しかなかった。「朝食、昼食、夕食」、二人は仕方なく「朝食」を注文するが、脂がたっぷりで不味そうで、なによりもコレステロールが心配で食べられなかった

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ビニーはビルとスタンに「ニューヨークの人間が南部の町でまともな裁判がうけられると思うのか」と言う。それでも力を振り絞って弁護を続けるが検察側は有罪を確実にする証人を出廷させてきた。

 

幸運にもリサがある専門的知識を持っていたことが決め手となってビルとスタンは無罪になる。ところがビニーは裁判官に大嘘をついていた。それが発覚する前に町を逃げ出さないとビニーは刑務所に入れられてしまう。

ここでもリサがある小細工をしていたので無事に逃げ出すことが出来た。最後にリサはこう言う「一人で勝とうと思わないで、だれかの力を借りて勝訴すればいいのよ」

リサ役のマリサ・トメイがアカデミー助演女優賞を受賞